漢字の送り仮名を極めよう
送り仮名の付け方を迷ったことはないでしょうか。
例えば「承(うけたまわる)」や「恥(はずかしい)」の送り仮名が、何だか分かりますか?
実は、送り仮名にはきちんとした法則があります。
まずは動詞から見ていきましょう。
「話す」→「話さァない」
「飛ぶ」→「飛ばァない」 → 五段活用 →送り仮名が1字 |
「信じる」→「信じィない」
「省みる」→「省みィない」 → 上一段活用 →送り仮名が2字 |
「考える」→「考えェない」
「離れる」→「離れェない」 → 下一段活用 →送り仮名が2字 |
ここには法則があることに気づきます。つまり、
五段活用なら、送り仮名は1字
上一段活用、下一段活用なら、送り仮名は2字
ということです。
もし「活用の種類」を忘れているなら、「-ない」を付けたときの直前の音で判別しましょう。
では、練習です。
Quiz 動詞の送り仮名を極めよう
次は形容詞と形容動詞の送り仮名です。これも簡単です。
形容詞
→「い」か「しい」を送る。 |
形容動詞
→「かだ」「やかだ」「らかだ」を送る。 |
さっそく練習してみましょう。
Quiz 形容詞と形容動詞の活用を極めよう
ここまでを送り仮名の第一法則とします。しかし、例外的な第二法則も存在します。
それは何かというと、複数の読み方をする場合、漢字に当てる音はもっとも短いものを採用する、ということです。
例えば、頼(たのもしい)の送り仮名は第一法則ではしいのはずです。しかし、頼(たの)むという読み方があるので、頼(たの)もしいと送り仮名をふることになるのです。
次の練習問題の漢字には、どれも複数の読み方があります。よく考えながら、送り仮名を判定してみましょう。
Quiz 送り仮名の例外を極めよう①
最後は例外中の例外です。これはもう覚えるしかありません。まずはためしにやってみましょう。
Quiz 送り仮名の例外を極めよう②
すべての問題からランダムに出題します。力試しをしてみましょう。
Quiz 送り仮名を極めよう
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